屋台は毎晩、移動を行う
屋台はその雰囲気や設備で、その場所に常設されていると思われる方も多い。
しかし、屋台は福岡市の条例で毎晩、設置と撤去を繰り返している。
夕方の17時から移動と設営を行い、営業する。
営業を終え、早朝の4時までには何も用具の無い状態にしてしまわなければならない。
当店や、多くの屋台の場合、その屋台の移動は”引き屋”さんと呼ばれる業者が移動をしてくれている。
屋台の土台はリヤカーの状態になっており、その上にカウンターや屋根にあたる部分が設計されている。
移動は主に原付のバイクで牽引され、それぞれの駐車場へ返却してくれ、また翌日に設営場所まで運んできてくれる。
設営場所には床面タイルに印がされていて、そこに車輪を停め、屋根にあたる部分を拡げれば、毎日同じ形に屋台店舗が組み上がる。